韓国・チェジュ島でハイキング!「オルレ17」を歩く

韓国の入国規制が緩和され、11月からもビザ不要で入国できるようになりました。入国前陰性証明も不要、入国後PCR検査も不要となり、さほど円安の影響がひどくない韓国はおすすめの渡航先のひとつ(入国規制は状況によって変化するので必ずその都度お調べください)。今回、韓国観光公社および済州観光公社主催のツアーにご招待いただき、韓国のハワイ、チェジュ島を訪問!島の自然を堪能すべく、オルレ(ハイキング)を楽しんできましたのでご紹介します。前回のコース6に続き、コース17を歩きました。

チェジュ島のオルレ17コースの魅力

オルレというのはハイキングコースのようなもので、もともとは「通りから家に通じる狭い路地」という意味で、ここチェジュ島が発祥。チェジュ島には21のオルレコース(細かいのを含むと26、27)があり、それぞれ特徴の異なる景観やグルメが楽しめます。

オルレコースにはこのような目印が付けられているので、土地勘がなくてもこれを見つけると迷っていないことが確認できて安心♪

中でもオルレコース17は済州市の中心部に近く(空港の真裏)、気軽に体験できるコースのひとつと言えます。実際に私が歩いたのも帰国日の朝。7時から9時半頃まで、景色を楽しみながら地図のコース(オルレ17の一部)を体験しました。チェジュ島の景色としてSNSでよく見かけるスポットも沢山。チェジュ島らしい写真を撮りながらアップダウンの少ない海沿いの道をのんびりと歩けるのがこのコースの魅力です。

帰国日だったのですが、10時頃にはホテルに戻ってシャワーを浴びる時間もありました。市街地に近いコースならではの利点です。

赤と白の灯台

今回は地図に示したオレンジ色の道を西から東に向かって歩きます。ホテルからも見えていたのですが、済州の馬をモチーフにした赤と白の灯台。「梨湖テウ灯台」と言うらしく、オルレ17コースのつまみ食いはここからスタートしました。

早朝なので人もおらず清々しい空気!

オルレ17コースはアスファルトの道がほとんどなので、歩きやすいスニーカーで大丈夫。なんなら靴さえしっかりしていれば、ワンピースでもチャレンジできるコースです。

前日のオルレ6コースのように、「こことこことあそこのスポットは絶対見たい!」という感じではなく、のんびりお散歩を楽しむような感じ。

イカ釣り漁船、灯りが点いているのかと思いきや、朝日が入り込んで灯りが点いているように見えていました。こういう何気ない漁港の景色もいいなぁ…

アスファルトが乾ききる前にお散歩してしまった鳥さんの足跡もカワイイ。そのまま固まらなくて良かったね(笑)

道頭虹の海岸道路

最初の地図で「道頭虹の海岸道路」と表示されている場所です。

カラフルな虹色のブロックが続く道で、よくSNSでも目にするスポット。早朝なので人はいませんが、かなり人気スポットのはず。

島のあちこちで見かけるこの不思議な形をした石は「トルハルバン」といって、「石のおじいさん」とか「石のおじさん」と言われ、チェジュ島の守り神だそうです。沖縄のシーサーのようなものかしら?とにかくそこらじゅうで見かけ、チェジュ島のお土産のパッケージのデザインにもよく使われています。

鼻を触ると男の子が生まれると言われているのだとか(どこの国でもそうだけど、やはり昔は男の子が欲しかったのよね…)

Eoyeong Park

Eoyeong Parkにはオルレスタンプが設置されています。

スタンプは馬の中。

最初わからなかったです(汗)

ちなみにこの Eoyeong Park の周辺(前後4Kmくらい)は、車いすでもオルレが楽しめるように整備されていますよ。前日のオルレ6コースが断崖絶壁の海岸線や海に直接注ぐ滝など荒々しい大自然だっただけに、このような誰でも楽しめるのんびりしたコースもあることに感動。

この道路沿いはかわいいカフェが多くて、目移りしてしまいます。ただしお目当てのカフェは、朝早すぎてオープンしていませんでした(笑)

この↑カフェも素敵な感じ。次回チェジュに来たら、絶対立ち寄る!

ちなみに今歩いてきた道は頻繁にバスも走っているので、途中で疲れたり帰りたくなったりしたらすぐに離脱できるのも有難いポイント。これはオルレ17コース特有の魅力かも。路線バスだけではなく、済州シティツアーという観光スポットを巡るバスも通っているので、観光客にはとっても便利。

龍頭岩

そろそろホテルへ戻りたいなというところで、龍頭岩に到着。2時間くらい歩いたかな?

ここ、本当は夕方に来たかった場所。

あ…、、やっぱり。夕方は夕日の逆光ですごくキレイみたいだけど、日中は龍に見えずちょっと残念(笑)

でも実は龍頭岩よりも楽しみにしていたのがヨンヨン渓谷。ヨンヨンは漢字で書くと「龍淵」なんだそうです。こんな都会に渓谷って…?と思っていたのですが、色がめちゃくちゃキレイ!

チェジュ島ってコンパクトなのに(いや、意外と広いか)、いろんな景色が楽しめるんですよね。景観の種類が豊富なのは火山島ならではかもしれませんね。そういう点では日本と似ているかも!

ここからホテルへ路線バスを使って戻ります。先ほど少し触れた「シティーツアー」も使えるのですが(これが一番わかりやすい)、1時間に1本なので時間が合わず路線バスの利用に。あと、聞いた話ではチェジュ島で流しのタクシーってなかなか捕まらないらしいですね。路線バスがわからなければタクシーでもいいやと思っていたので危ないところでした。

ちなみに皆さんご存じかと思いますが、韓国では「T-mony」というカードを持っておくと便利です(コンビニなどで売られています)。チャージしておけばコンビニや路線バスで使えますよ。

オルレ17コースは最終日の朝におすすめ!

空港裏のオルレ17コースはまさに最終日の朝におすすめのスポット!朝早くから2時間ほど歩くなら、ホテルに戻ってシャワーを浴びたり遅めの朝食をいただける時間もあるので、中途半端な最終日を有効活用するにはピッタリですよ。

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