タイ・バンコク カフェめぐり

2022年10月1日から、タイの入国規制が大幅に緩和。一般的な短期の海外旅行なら何の制限もなく楽しめるようになりました(常に変わるので情報収集は自己責任で)。一足お先に2022年9月にバンコクでカフェ巡りをしてきましたので、サクッとご紹介します。

【タラートノーイのカフェ】

4年ぶりのバンコク。以前よりも地下鉄で動ける範囲が広がり、不便だった王宮周辺やチャイナタウン(中華街)にも地下鉄で行けるようになりました。今回はチャイナタウンにも近い、チャオプラヤ川のそばのタラートノーイというエリアのカフェを中心にめぐってみました!

タラートノーイは裏路地を歩くのが楽しいエリア。新しいものと古いもの、ごちゃごちゃしたものとオシャレなものがごちゃ混ぜになっていて、とても面白い。今回は素敵なカフェを4軒めぐったのですが1件は改装中だったので、3軒ご紹介します。

タラートノーイの行き方は、オレンジで〇を付けている駅(Hua Lamphong)でMRTを降りて、緑で〇を付けているエリアに向かって歩きます。私は運河沿いをのんびりと歩きました。10分くらいでしょうかね。行きたいカフェをあらかじめマップに登録しておくといいでしょう。

ホン・シェン・コン(Hong Sieng Kong)

まずはホン・シェン・コン。チャオプラヤー川沿いにあるカフェ。レトロな店内と、緑と川が楽しめる中庭エリアがあります。店内には2階席もあります。

オシャレなんだけど西洋的なオシャレではなく、タラートノーイらしく中華系のアンティークな内装(特に2階)。古代遺跡のような飾りもあったりして、なんせ絵になるカフェです。

中庭はチャオプラヤ川に面していて、川の色はバンコクらしく茶色い流れ(笑) でも「アジア来たーっ!!」って感じでテンション上がります。

私が訪れた時は雨は降りませんでしたが、前日まではあちらこちら冠水するくらい1週間ずっと雨が降っていたようで、チャオプラヤ川は溢れそうなくらいたっぷんたっぷんでした。

なんだろう。居心地良すぎて(人がほとんどいなかった)、危うく2日連続で行くところでした(他にも行きたい所あるのに)。コロナ明け一発目の海外旅行ということもあり、とにかく何を見てもどこに行っても新鮮!アジアらしい川の畔のカフェは、めちゃくちゃお気に入りの一軒となりました。

お値段は、アイスカプチーノが140バーツでした(500円弱)。

ソー ヘン タイ(So Heng Tai ・蘇恒泰)

こちらは、中庭にプールがあるカフェ。もともとは中華系のお金持ちの邸宅だったよう。歴史的建造物の一部をカフェとして開放しているって感じでしょうか。入る人は必ずワンオーダー必要です。

オシャレなカフェのおねえさんとかはいません。「怒ってるの?(涙)」と聞きたくなるような怖い中華系のおばちゃんがいて、オーダーする時もお金を払う時もずっと怒っているような感じ。

オシャレなんですが、やはりプールがあるので蚊が大量発生しており(蚊取り線香などは置いていません)、早々に退出(笑)

アイスアメリカーのが90バーツくらい(400円弱)でした。

マザー ロースター(Mother Roaster)

「産廃置き場の奥にあるカフェ」と聞いていたので、本物の工場の産廃置き場に間違えて入っていってしまいました。

下の写真が正しい入口です。

この階段を上ったところにカフェがあります。

このお店もオシャレなんですが、味勝負。カウンターでコーヒー豆の香りのテイスティングをさせていただきました。「酸味が強いのは好きじゃない」と伝えたのですが、実際におにいさんが持ってきた2種類の豆の香りを試すと、酸味が強い豆が好みだった(笑) おにいさんがニヤリと笑っていたので、自信のある豆だったのかもしれない。

ここも、大変素敵なカフェでした。まずはスタッフ。男性メインなんですが、みなさんコーヒーを愛しているんだなぁ…って感じで、じっくりと丁寧にドリップされます。噂ではかなり高齢のおばあちゃんがカウンターに立つこともあるのだとか。

そして、やはり美味しい。110バーツ(400円少々)だったと記憶しています。豆を選ばなけらばもう少し安いかも。

【スクンビット周辺のカフェ】

今回はスクンビット・アソーク直結のホテルに泊まって、ホテルは素泊まりで朝食はお外で楽しみました。そして夜の帰国時間までは落ち着けるカフェでPC作業。そんな2軒です。

Breakfast Story Asok

この「Breakfast Story 」というお店、他でも見かけたことがあるので、市内に何店舗かあるのかも。欧米系の観光客が好きそうな感じのお店で、口コミを見ていても接客が高評価。

左の建物の2階がお店です。

アソーク駅、スクンビット駅から徒歩5分くらい。窓の外にはBTSが見えます。やはり店内のスタッフさんの雰囲気は欧米系が好みそうなサービスを提供。お食事の感想(問題ないか)も聞きに来られます。安心できる(馴染みのある)味で、アジア旅に不慣れな人も安心して楽しめそう。その分価格は高いです。

さて。これはチップをどうしたものかしら…と思っていたのですが、お会計にサービス料が乗っていたので安心。お会計もすごく丁寧で、カード明細をしっかりと見せてくれて「OK?」と確認してくれる。心配性な日本人にはおすすめ(笑)

フレンチトーストとカプチーノで1700円くらいでした。ま、地元メシが安いので、たまにはこんな朝食もいいかも。

Bitter Brown(ビターブラウン)

思いのほか良かったのがこちらのBitter Brownというカフェ。調べていかないと「ここ、カフェ?」って感じでちょっと入りにくいかもしれません。場所はアソーク駅、スクンビット駅の北側です。

スワンナプーム深夜便だったので、夕方まではここでPC作業をするつもりで入店。お客さんは私の他に一組だけ。しかしこのカフェ、めちゃくちゃ落ち着く!!でもバンコクにしてはまぁまぁ高い(笑)つまりは現地の外資系の人々が利用するようなお店な感じです。商談してたし。

ゆったりソファー席とまったり小上がり席しか映っていませんが、私が座っているのはPC作業をするのにちょうど良い高さのカウンター席。お客さんもこのあと1組しか来なかったので、3時間くらいおりました。次回も最終日に利用したいカフェです。

バンコク最強説!

今バンコクに向かう日本人がものすごく多いらしいです。なんせ、行きやすい。同じアジアでも国によってはまだまだ厳しいので、そういった点からもオープンなタイが選ばれているみたいですね。あと、円安と物価高の影響も限定的だから、お財布にやさしい。これらの理由から、旅慣れていない人も今おすすめなのはバンコクですね。ただし、ワクチン2回までの人は日本に帰国する際に陰性結果が必要とされます。

ちなみにコロナ明けの今、飛行機代も高いですが、何より燃料サーチャージが高い。そんな時におすすめなのがZIPAIR。ZIPAIR搭乗記は後日執筆します!

【今行きやすい海外】タイ・バンコクの地下鉄(MRT)がVISAタッチで乗れる話
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