淡路島・禅坊清寧をOnTrip JALで執筆

少し前のお話ですが、淡路島にオープンした「禅坊清寧」を取材してきました。淡路島はこの10年ほどで随分開発されました。パソナさんの影響が大きいでしょうが、もともとのポテンシャルが高く移住者もまぁまぁいましたからね。こちらの禅坊清寧もパソナ関連施設です。ますます淡路島パソナ巡りが楽しくなりそうな感じ。
OnTripJALでも「坂茂建築」として執筆していますので、よろしければご覧くださいませ。

禅坊清寧の行き方

禅坊清寧は淡路島の北部に位置します。関西方面から明石海峡大橋経由で行くのもアリですが、飛行機でアクセスする場合は意外と徳島空港がおすすめ。徳島空港からのアクセスなら、淡路島をまるっと観光できますし、うず潮や大塚国際美術館も楽しめますよ。

関西方面からのアクセスは、もちろん車が良いのですが、車がない場合はバスも意外と便利です。三宮や高速舞子からバスで淡路ICで降りたらパソナの無料巡回バスが使えますからね。

宿坊とラウンジ

内部には宿坊があります。ホテルではなく、宿坊です。ラグジュアリーな施設ではなく、起きて半畳寝て一畳的なミニマムな滞在を楽しむためのお部屋です。

廊下の両側にずらりと並ぶお部屋

各お部屋には禅にちなんだ名前が付けられています(一部禅とは関係ない名前もあり)。どんなネーミングのお部屋が割り当てられるか、ちょっと楽しみでもあります。

こちらは「日日是好日」

シングルの他、ツインのお部屋もあります。どれも、とってもシンプル。大きな窓の外に広がる森の緑に癒されます。秋にはどんな景色になるんだろう…。これらのお部屋はお泊り用だけではなく、日帰りプランの休憩室としても利用できます。鍵もかかりますので、館内で過ごしている間はこちらに荷物を置いておけます。

さらに奥に進めば坂茂建築に関する書籍が並ぶラウンジもあります。木の温もりが素敵な空間です。そうそう、ご紹介するのを忘れていましたが、禅坊清寧は世界的に有名な建築家・坂茂氏のデザインです。象徴的な紙管がいたるところで見られ、建築好きも納得の体験になると思いますよ。

開放的な座禅エリア

上の階へ行くと、写真でよく見るあの空中禅のエリアです。この日は少し風があり肌寒いということで、ガラス戸は締め切られていましたが、それでも十分開放的。

この特徴的な椅子は座禅のための椅子で、ものすごく座り心地がいい!座骨を支え骨盤が安定し背筋が伸びるのをサポートしてくれます。家に欲しい(笑)

お食事のあとのお抹茶体験ではお外で楽しむのもアリです。

とことん体に優しい禅坊料理

あとさきになりましたが、お茶の前にはランチタイム。見た目にもテンションあがるのですが、油や動物性食品、砂糖を使っていないのに、そんなことを感じさせない豊かな味わい。料理長がかなりこだわりを持って食材や調理方法を工夫されているようです。

料理長が摘んできた山菜なども使われますので、山菜好きの方は春に行くと楽しいかも。

禅坊清寧を楽しめるプランはいろいろ

私は日帰りプランを体験しましたが、宿泊プランも用意されています。ですが、宿泊プランは新月・満月の時限定。おもしろいですよね。女性限定日もありますので、気兼ねなく禅坊清寧での時間を満喫できると思います。詳しくは公式HPでご確認くださいませ。
禅坊清寧
OnTripJAL NEWオープンの禅坊にも注目。坂茂建築に泊まって自然と調和する体験を