神戸メリケンパークオリエンタルホテル 宿泊体験記

今回は神戸を象徴するベイエリアに佇む「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」の宿泊記です。関西の方はよくご存じ、夜になると“オーム”と称される、あの緑に光るホテルです!実はこのホテル、全室に素敵なバルコニーが備わっていて、立地も相まって船旅を楽しんでいるような滞在が楽しめるんです。そんな中でもとびっきり素敵な時間が過ごせるエグゼクティブルームに滞在してきました。

取材協力:神戸メリケンパークオリエンタルホテル

神戸のウォーターフロントに建つホテル

懐かしいな。昔デートでよく来ました(笑) 私の学生時代には、関西の大学生のデートスポットの一つだったんですよね。その頃は夜になって緑色の光を発する外観が『風の谷のナウシカ』の“オーム”なんて言われていたもんです。

今は「BE KOBE」のモニュメントで知られています。芝生広場にはスタバもあって、昔とは少し価値観を変えながらもやはり人々が集まる、神戸の愛されるスポットということには変わりがありません。

神戸メリケンパークオリエンタルホテルの館内は?

度々足を運んでいるわりには私も内部に入ったことは1度しかなく(関西人はわりとそんな感じの人が多い)、私のTravel.jpの記事【神戸メリケンパークオリエンタルホテルで叶う船旅のような休日】を見た友人たちも「内部はこんな素敵なリゾートだったの?」と驚いていました。

ロビーフロアは海外のリゾートホテルのような雰囲気。ちょっとグアムのヒルトンにも似てるな…と思ったりして、すっかり海外旅行気分♪吹き抜けになっていて天井が高いから解放感も抜群!

エグゼクティブルームの手続きはこちらの専用デスクを利用します。通常のチェックインに加えて、利用できるサービスの説明も。

エグゼクティブルーム宿泊者は、専用ラウンジが利用でき、翌日は12時までお部屋でゆっくりできます。翌朝の朝食は前日までに連絡しておくとランチへ変更することも可能。ホテルステイを満喫できるポイントが沢山用意されています。

この時点で結論を言うのもなんですが、もし私が次回の宿泊を予約するなら、エグゼクティブルームを予約します。通常ルームとのコスパを比べても、かなり価値がある滞在が可能です。

全室バルコニー付きで豪華客船のような雰囲気

神戸メリケンパークオリエンタルホテルでは、全てのゲストルームにバルコニーが完備。270度が海に囲まれたロケーションで、どの部屋からも神戸らしい景色が楽しめます。

こちらはMOSAIC側の景色。海、夜景、山が望め、神戸らしさがギュッと詰まった景色が魅力。

実はホテルの建物は、2階部分が客船のターミナルになっていて、バルコニーやラウンジから、「飛鳥II」や「ザ・ワールド」などの豪華客船を間近に見られることもあるんです。船がある時の夕刻の景色は特に素敵。

エグゼクティブルーム

さて、ここからはエグゼクティブルームの特徴をご紹介。

エグゼクティブルームは全室58平米以上の広さがあり、荷ほどき・荷造りに便利なウォークインクローゼットも備わっているので、お部屋をスッキリと使いたい人には嬉しい造り。

ふかふかのスリッパとバスローブはテンションUPの大事なアイテム!ウォークインクローゼットは部屋の入口側からもバスルーム側からもアプローチできて使い勝手がいいのもポイントです。

バスルームはバスタブとシャワーブースが独立したタイプで、ベーシンの壁をスライドさせると外の景色が見えるようになっています。めちゃ開放的です!

ミニバーにはコーヒーマシーンも。実際にはエグゼクティブラウンジでお茶をいただくことが多かったのですが、朝起きてからバルコニーで夜明けのコーヒーを飲めたのは幸せでした♪

ワイングラスやオシャレなカトラリーも揃っているので、お部屋で優雅な時間を過ごせます。

夜はガラッと雰囲気が変わります。ベッドの横にMOSAICの観覧車が見えるなんて、かなりの非日常。。お部屋の照明も美しいので、ラグジュアリーな雰囲気を醸し出してくれますよ。

今回泊まったお部屋は、西側と南側にL字型バルコニーが備わったコーナールームだったので、夜は西側のバルコニーで夜景を楽しみ、朝は南側のバルコニーで朝日を楽しむことができました。なんて贅沢…。

私がちょっとバルコニーから離れたタイミングに、海上を彷徨っていた子スズメちゃんが避難してきました。まだ飛ぶのが上手じゃなくて、海の方に流されてしまったんでしょうね。カワイイ…

私の姿を見て、逃げたそうにしていたけど、海に出るわけにもいかず、オロオロしていました(笑)

エグゼクティブラウンジ

ここからはエグゼクティブルーム宿泊者が利用できるラウンジをご紹介していきます。時間によって提供されるサービスが変わるフードプレゼンテーションが楽しみ!

ラウンジは意外と広く、雰囲気の異なるブロックが4つほどあります。こちらは陽射しが入る明るい空間。大きなソファーもあるので、ファミリーで利用するのに良さそう。

夜の時間はこちらの落ち着いた雰囲気のエリアが良さそう。オトナな時間が楽しめます。

紅茶・コーヒーはもちろん、ソフトドリンク、アルコールも自由に楽しめ、優雅な休日を満喫♪

14時半から16時半まではアフタヌーンティーの時間。フィンガーフードやスイーツなどもありますが、夕食のことを考えると控えめにしておいたほうが良さそう。ドライフルーツをつまむのもアリですね。

17時半から19時半まではカクテルタイム。フードはアフタヌーンティーの時間よりも品数多く並んでいるのですが、夕食を楽しみにしている人は、誘惑に負けず夕食前の一杯を楽しむ程度にとどめておきましょう。

少食の人ならラウンジのお料理だけで夕食を済ませることもできるほど、いろいろなお料理が並んでいますよ。

朝食もこちらのラウンジでいただけます。ハーフブッフェスタイルで、メインのお料理をテーブルでオーダー。パンケーキがめちゃくちゃ美味しくて…。パンケーキを館内のどこかで食べられるのならお休みの日に再訪しようかと考えたのですが、カフェを改装してこのエグゼクティブラウンジにしたみたいなので、今は泊まらないと食べられないみたい。このパンケーキ食べたさに再泊してしまいそうな勢いです。

とうとうあの“オーム”に泊まった!

大学生時代の私に伝えたい。「とうとうあの“オーム”に泊まったわよ」と(笑)
でも、その頃の私はきっとこの建物がホテルかどうかなんて気にせずデートを楽しんでいただろうから、あまり興味はなかったかもね…。
関西に住んでいるとなかなか地元のホテルに泊まることは少ないのですが、ようやく宿泊する機会を得て、そしてパンケーキの美味しさに驚愕し、素敵な滞在でした。