オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井 宿泊体験記

「ひらまつ」が運営するオーベルジュ「オーベルジュ・ド・ぷれざんす桜井」の宿泊体験記です。奈良の豊かな食材を、ひらまつクオリティで楽しめる、贅沢なお宿。古の都で古墳を見下ろしながらの滞在は、ちょっと特別な体験。
■奈良県オーベルジュプロモーション

「ひらまつ」×「なら食と農の魅力創造国際大学校」のオーベルジュ

コロナ禍でなかなか出歩けず、2020年の体験記となります。
フレンチの「ひらまつ」が運営する、奈良にあるオーベルジュです。宿名に「ひらまつ」は入っていませんが、「なら食と農の魅力創造国際大学校」に併設されていて、運営を「ひらまつ」が行っている形になります。

このオーベルジュ、学校の実習の場として使われることもあり、学びながら実践も行える、ちょっとおもしろい形態です。この学校の卒業生が、奈良県下でカフェやレストラン、オーベルジュなどを開業しているんですよ。超実践型の学校!

到着したら、燕尾服に身を包んだスタッフがお出迎え。レセプションで、アラン・ミリアのウェルカムドリンクをいただきます。

これがまた濃厚で美味しくて…(笑) 帰宅してから、ネットで探して注文してしまいました。

のんびりとした奈良時間

オーベルジュなので、基本は食を楽しむ施設。温泉とかショップはありませんが、お部屋は広々。大きな窓からは、のどかな田園風景が広がり、ウッドデッキのテラスも完備。

ちょっとしたことですが、スリッパやバスローブの「ひらまつ」のロゴが嬉しい(←ミーハー)。。

お食事までの時間は、ハーブティーを楽しみながら、のんびりと過ごします。

奈良の豊かな食材を「ひらまつ」クオリティで

お料理はとにかく驚きの連続!もちろん目でも楽しめるビジュアルなのですが、食材の組み合わせに意外性があり、口に運んだ時の感動といったら…。

特に、写真左のポワソン。秋鯖と秋茄子、シャインマスカットにキャビア、チーズとガーリックのクリームのマリアージュ。
何これ…???死にそうに美味しい!!やっぱりこういう組み合わせを考えられる料理人って、天才です!!

食後のデザートまで終了したら、お隣のラウンジに案内されて、寛ぎの時間を過ごします。

ここでも焼き菓子やコーヒー。もちろん食べきれないので(笑)、お部屋に持って帰ってもOK。

すごいボリュームの夕食を楽しんだのに、朝食のボリュームもすごかった…。しかも、量だけではなく、このクオリティ…。

朝食に備えて、早朝からお散歩をしたので、ほぼ完食!!オーベルジュ棟と学校棟の間にあるテラスからは、古墳が沢山見下ろせるので、お散歩にはおすすめです。地元の人に聞いたら、「名前はついてなくても、丸く盛り上がっている森は、全部古墳なんじゃないかな…」とのこと。恐るべし、桜井。。

奈良の食をもっと楽しむなら、ココ!!

帰りに立ち寄ってほしいのが、「まほろばキッチン」。全国最大級の農産物直売所です。沢山の種類の新鮮なお野菜がズラッと並んでいます。ぷれざんす桜井のシェフも、時間がある時は毎朝立ち寄っているそう。

私が行った時は、ちょうど柿の季節で、思わず「安っ!!!」と絶叫(笑)

しかも、植物も沢山置いてあって、多肉ちゃんを5つほどお持ち帰りしてしまいました。


「奈良」と言っても、南北に長いので、奈良公園のある奈良市とはまた違った魅力のある桜井市。のんびり旅できるので、個人的には再訪したいエリア。

https://www.travel.co.jp/guide/article/45346/