GOOD NATURE HOTEL KYOTO 宿泊記

オープン当初からずっと気になっていたGOOD NATURE HOTEL KYOTOに宿泊してきました。「いつかそのうち~」と思っていたのですが、重い腰をあげたきっかけは、「瞑想ルーム」というものが誕生したということ!ちょっとしたゲーム感覚で瞑想に取り組めるので、初心者さんや集中力のない人も楽しめますよ!

SDGsなホテルを知る館内ツアー

GOOD NATURE HOTEL KYOTOといえば、このグリーンウォールの吹き抜け。ホテルを紹介する記事などでよく見かけ、私も気になっていたスポット。ホテルは GOOD NATURE STATIONというビルに入っていて、ここがホテルのロビーフロアになっています。

夜にはファイアーピットに火が灯り、奥はレストランのテラス席としても利用されます。雰囲気抜群なので、7月の猛暑の中でもテラス席は埋まっていました。「快適 < 映え」ってすごいですよね…。ちなみに 「快適 > 映え」の 私と友人はエアコンの効いた室内席でまったり。

ホテルのフロント集合で、 ビル全体のSDGsな取り組みがわかる無料の館内ツアーが行われているので、これはぜひ参加してみてください。個人では気が付かないようなポイントも教えてくれるので、ホテルでの滞在時間が豊かになります。

GOOD NATURE STATION

ホテルは GOOD NATURE STATIONの4階より上層部分。下のフロアにはオーガニックやSDGsをコンセプトとした複数のショップ、レストランが入っています。

こちらのは「MEMOHAMO」というコスメブランドで、植物の根・葉・茎・花・実を余すことなく使用した天然成分のみで作ったオリジナルコスメを扱っています。うっかりお買い上げ(笑)

1階のマーケットでは、オリジナルフードブランド「GOOD NATURE MARKET」の食品が購入できます。写真はカカオの風味豊かなカレーシリーズ。ここでもうっかりお買い上げ(笑) それだけにとどまらず自宅からもオンラインでオーダーするほど気に入って、我が家の食卓を豊かにしてくれています。泊まるだけではない、思わぬ副産物。

瞑想(MU)ルーム

いきなり脱線しましたが、今回のお目当ては「瞑想(MU)ルーム」という、瞑想できる小部屋がついた客室。デラックスコーナーダブルのお部屋に特殊な小部屋を設けたようです。限定一室のみ。

一見普通のお部屋ですが、奥の扉を開けるとなんだか怪しい光を発する小部屋が現れます。

私、高所恐怖症だけじゃなく、閉所恐怖症でもあるので、ちょっと心配…

正面から見るとこんな感じ。なんかちょっとシュール。

パナソニックの技術で没入体験!

閉所~を心配していたのですが、実際中に入ってみると、空間の境界線があいまいで、狭さは感じません。加えてミストが噴射され、こんな状態に(笑)
狭さどころか、黄泉の世界のような不思議な感じで、1回目の瞑想体験。

部屋に用意されているタブレットで瞑想がスコア化されるので、ゲームのように楽しめるのも良いですね。1回目は65点くらいだったのですが(平均が50~60なので1回目でこのスコアはかなり良い)、2回目で96点というハイスコアを記録!実は密教の瞑想を組み合わせてやってみたらかなり没入でき、こんな仙人のようなスコアに。

2回目にして悟りを開き、満足したので、友人の部屋に遊びに行くことに!(←いや、煩悩だらけw)

サウナルームも誕生

瞑想ルームがかなり楽しいのですが、友人がサウナルームに宿泊していたので、遊びに行きました。テラスにサウナと水風呂、チェアが完備!すごい!!

実はサウナって苦手で…。閉所恐怖症と、熱がこもりやすい体質(汗をかかない)が原因。巷にやたらと「トトノウ」という単語が溢れ、ちょっと食傷気味なのもあったり。

でもですね…
楽しめたんですよ、これが!
理由は、友人がマシンガンのようにしゃべる子で、私が余計な事(閉所に関する不安)を考える暇なくしゃべるんです(笑)
こういう手があったのか…と目からウロコでした。そしてそんな彼女の話を聞いているうちに時間はどんどん流れ、汗をかかない私にも汗が!!これにはちょっと驚きました。その後チェアで涼んでいると何とも言えない気持ちよさが…。これが「トトノウ」だとは思っていませんが、少しサウナ好きと自称する人々に近づけた気がした体験でした。

京都で滞在にこんなプラスアルファができるとは…。なかなか面白い体験で、ラグジュアリーホテルのおこもりステイとはまた違ったおこもりステイを楽しめました!

取材協力: GOOD NATURE HOTEL KYOTO