東京に3つのホテルを展開する「ザ・ゲートホテル」シリーズ。今回は京都の「ザ・ゲートホテル京都高瀬川」に泊まってみました。場所は京都の中心地。阪急や京阪、地下鉄など、アクセスしやすい場所にあります。もともとは立誠小学校だった建物をリノベーションしたホテルです。
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地元との繋がりを感じるホテル
『ザ・ゲートホテル京都高瀬川』が開業したのは2020年7月。ホテルは、元・立誠小学校の校舎の一部を再生し、新しく設けた「Main棟」と、築93年の校舎をリノベーションした「Schoolhouse棟」で構成されています。
内部には、道徳や礼儀作法を教育する場であった“自彊室”も再生。呼び名も時代に合わせて、新しい自分を発見する「リトリートルーム」と変更。ヨガやイベントに利用されているようです。
図書館も併設されています。宿泊者はフロントに声をかけると図書カードを貸してもらえますので、会員にならなくても気軽に借りてお部屋で読むことができますよ。
せっかくなので、この地にちなんで『鴨川ホルモー』を借りました(笑)
築93年の趣を残す「Schoolhouse棟」
『ザ・ゲートホテル京都高瀬川』 の2つの棟はどちらもオシャレで快適なのですが、やはりここでしかない雰囲気を楽しみたいなら「Schoolhouse棟」がおすすめ。
特に、かつての教室の面影を残す「Grace」の部屋タイプは、窓から見える高瀬川の緑が美しいお部屋です。
小学校らしい階段も残っています。懐かしいと感じる人も多いのではないでしょうか。
新築された「Main棟」
「Main棟」はリノベではなく、新築です。部屋数も多いので、「Schoolhouse棟」よりもリーズナブル。程よい広さで快適です。
ネスプレッソもあるし、部屋が快適すぎてラウンジも利用せずずっと部屋でゴロゴロしておりました。
宿泊者全員が利用できるラウンジ
宿泊者全員が利用できるラウンジもあります。
私が宿泊した日はさほど稼働率が高くはなかったので、座れないってことはなかったのですが、24席しかないので6~7グループで一杯になってしまいそうな感じ。晴れた日にはパティオが利用できるので、こちらに26席。Max着席したとしても合計50席です。宿泊料金自体がリーズナブルなので、「無料ラウンジ」に過度に期待しないほうがいかもしれません。
絶景レストラン 「Anchor Kyoto」
朝食は、東山を望む絶景レストラン「Anchor Kyoto」 にて。
朝食の「和食膳」は予約ができない先着順の人気メニュー。素泊まりでも宿泊者なら2800円で利用できます。
朝食でこれだけの品数の和食が味わえるなら、前日の夕食は京都らしさを取り入れた創作フレンチやイタリアンでもいいよね、と思ってします。
チェックアウトの11時まで部屋に籠り、11時半からこの「Anchor Kyoto」でのんびりランチをしようと思い、部屋からレストランに内線入れたところ。「満席」とのこと。どうやら宿泊は安いビジネスホテルで我慢して、ランチをこの「Anchor Kyoto」で“映える”写真を撮影するインスタグラマーが多いみたい…。まさか泊まっているホテルでランチできないとはインスタグラマー恐るべし…。勉強になりました。
『ザ・ゲートホテル京都高瀬川』 はコスパの良いホテル
オシャレなホテルに泊まりたいけど、あんまり予算はない…という人には、 『ザ・ゲートホテル京都高瀬川』 はおすすめです。ただ、あまりラウンジに期待すると、がっかりするかも。ラウンジはおまけ程度に考えておくといいでしょう。実際私はラウンジは1度だけ利用し、あとは部屋に籠りっきりでした。ラウンジ利用しなくても、部屋が快適だから、不自由は感じませんでしたよ。ラグジュアリーホテルに泊まるほどの予算はないけど、普通のビジネスホテルでは物足りない人にはぴったりです。