“ディープな沖縄”をOnTrip JALで執筆

沖縄は数十回訪れていますが、だいたいいつも人の少ないところ(北部、南部)へ逃げるので、那覇をじっくり観光することって、意外と少ないんです。今回は、以前から気になっていた栄町市場に行ってきました。新しいお店もありましたが、昔からのディープな雰囲気がたまらんです(笑) 以前宿泊したコザのお気に入りホテルも紹介しています。OnTrip JALの記事はURLからどうぞ。
沖縄上級者のみなさんへ。半歩踏み込むだけで出会えるディープ沖縄にご案内

夜の栄町市場

ゆいレール安里駅降りてすぐ。栄町市場は、私が思う「市場」の概念とは少々違う楽しい場所でした。

もともとは、ひめゆり学徒隊で知られる沖縄県立第一高等女学校の跡地だそうです。終戦の復興期から残る市場なんですね。

まずは、夜。西口から入場!入ってすぐのところに、「クサワケ」という、野菜をメインにした創作料理のお店があります。ここは女性でもおひとりさまでも入りやすそう!ということで、ここで軽く腹ごしらえしてから本格的な市場散策へ。

以前から気になっていた栄町市場。コロナ禍なのでどうかなぁ…と思っていましたが、おっちゃんたちは気にせずお酒を楽しまれておりました。ワクチン2回接種、もしくは自然免疫獲得後なのかもしれません。大小のお店が所狭しと軒を連ねています。おっちゃんたちも肩を並べています。雑多な光景が、アジアの街角を彷彿とさせます。

いつかは私もあのカウンターでおっちゃんたちと肩を並べて飲んでみたい(体質的に飲めないけど、ウーロンでw)、と思いつつ、ちょっとまだ雰囲気に慣れないのと、コロナ恐いのがあって、今回はお預け。

市場の中は迷路のようで、何度も同じところをぐるぐる回っておりました。令和時代の日本とは思えないような光景が新鮮。いや、もしかしたらコロナ禍で多くのお店がシャッターを下ろしているから、余計に昭和感あふれているのかもしれませんね。

昼の栄町市場

市場というからには、昼の顔も見ておかなければ!ということで、午前中に再訪。

市場らしく食品を販売するお店が営業していました。夜の顔と日中の顔がガラッと違うのも栄町市場の魅力ですね。私たちのような観光客もちらほらといましたが、地元の生活者もちらほら。雨だったので、もしかしたら普段はもう少し賑わっているのかも。

そんな中でも、小さなコーヒースタンドの前には行列が。気になって調べてみたら、かなりの人気店のよう。「COFFEE potohoto」というお店。次回のためにGoogle mapにピンでマーク。

続いては、「かのう家」というお惣菜やさん(?)で、ジーマミー豆腐を購入(ピント合っていないのはご容赦を)。小が60円、大が80円。お値段が懐かしい感じ。昭和時代の近所のお菓子屋さんって、こんな感じだったんですよね。

かのう家さんのジーマミー豆腐は、トルコアイスのように粘着力がすごい!お店の脇にちょっとしたイートインスペースがあって、こちらでいただきました。

太平通り商店街

こちらの商店街もなかなかローカル感たっぷりな太平通り商店街。国際通りからいくつかの商店街をふらふらと歩いていたらたどり着きました。

ちょっとアジア感のあるエリアで、お惣菜の価格や野菜の陳列方法が、最近なかなか見かけない昭和感を醸し出しています。昔、農連中央市場があった辺りですね、ここ。農連は、今は「のうれんプラザ」になってキレイになっています。

観光客目線では、時代を感じる施設もそれはそれで良いもんだと思うのですが、運営側はそうは言ってもいられないのでしょうね。

島野菜など、普段の生活ではお目にかかれないようなものも並んでいて、思わず買ってしまいそうになりますが、この後ヨロンへ出発なので、断念。

トリップショットホテルズ・コザ

沖縄でディープなエリアといえば、コザ。こちらはコザのトリップショットホテルズ。泊まったのは5年くらい前でしょうか。今ではオシャレなリノベホテルも多いですが、当時ここはちょっと衝撃でした。

70年代のロックスターが利用する客室をイメージしているらしく、ゴージャスでカッコイイ!元美容室だったらしく、ところどころにその名残があって、あえてそれを残しているポイントもオシャレ。ビンテージ家具や深紅のカーテンがテンション上げてくれますよ!

部屋は91平米もあって、ゆったりと贅沢に(まさにロックスターのように)、滞在できます。猫足バスタブもかわいいんです。

トリップショットホテルズは、このロックスターの部屋意外にも、ユニークな部屋が複数あります。ここ、ほんと面白いのでぜひチェックしてみてくださいね。お値段もリーズナブルなのでおすすめです。