ザ・リッツ・カールトン日光 宿泊体験記

オープン前に取材で建設中の「ザ・リッツ・カールトン日光」を見学させていただいたのですが、宿泊するのはこれが初めて。SPGカード更新特典と、ANAのトクたびマイルを組み合わせた、お得なプライベート滞在です。

アクセス&エントランス

今回日光への旅を決めたのは、滞在2日前。日光への旅というよりは、延び延びになっていた「ザ・リッツ・カールトン日光」の滞在を楽しむため。

日光って関東からは近いんですが、関西からはなかなか行きにくい場所なんです。大阪から羽田まではANA、東京からは新幹線でJR日光駅まで行き、そこからバスでアクセス。バス停は「リッツカールトン日光」という停留所があるので、土地勘なくても間違えることはなさそうですね。停留所を降りてすぐなので、とっても便利。

たたし、私は建築中に一度お邪魔していて、その時と入口が違ったので(建設中は工事車両が入る出入口から入ったため)、それがあだとなって迷ってしまいました…。

リッツは、大阪、東京、京都、沖縄、日光、それぞれ特徴があって面白い。香りもそれぞれ異なるので、いつも楽しみ。そろそろ海外のリッツにも行きたいのですが、まだしばらく無理そうですよね。。

レセプションからラウンジエリア

ラウンジやゲストルームなど建設中にも一通り見学したことはあるのですが、やはり完成したリッツを見ると感動もひとしお。こちらはレセプション。ラグジュアリーリゾートらしい空間使いで、自然光と影、ライト、余白が美しい。滞在への期待が高まる瞬間ですよね。

今回はこちらのライブラリーラウンジでチェックイン手続きです。栃木産のゆずを使ったスパークリングで喉を潤す。移動で疲れてぐびぐび飲んでいたら、「おかわりお持ちしましょうか?」と有難いお申し出。

週末の混雑した時には、こちらのラウンジが使われることも。もしかしたらお部屋でチェックインということもあるかもしれない。

私はド平日ステイだったので、ライブラリーラウンジでチェックイン後、スタッフの案内でお部屋へ。

リバービューのゲストルーム

こちらはリバービュー(男体山ビュー)の3階ゲストルーム。日光の自然になじむナチュラルテイストです。川と男体山が眺められるお部屋で、バルコニーもキレイに保たれていて(虫とか蜘蛛の巣なし)、実用的。バタバタで予約したのでちゃんと確認していませんが、中禅寺湖ビューもあるはず。

そして、どうやらツインのお部屋を予約していたらしく、現地でクイーンのお部屋にチェンジしてくださいました。お忙しいのに、すみません。。

広いウォークインクローゼットに、ベッドルーム、リビング、バスルーム…、、う~ん、テラスと外の景色も素晴らしい。

ベッドでごろごろするのもいいんですが、こういった寛げる空間があると、本当に旅が2ランクくらいUPします。しかも開口部分が大きく自然光たっぷりで、全てが心地いい。2泊すればよかったなぁ。

部屋に案内されてほどなく、ウェルカムスイーツが到着。ミネラルウォーターも、アルミボトルでおしゃれ。足裏になじむ下駄は、インバウンドに人気出そう。

大きなバスタブですが、あっという間にお湯がたまります。バスソルトをたっぷり入れて、のんびりリラックスタイム。一見、一方向だけのビューバスに見えますが、リビングとの壁もスライドするんですよね。あまりにも美しく仕上げられているため、壁がスライド式だと気づいていない人も多いはず。もったいないなぁ。

「ザ・リッツ・カールトン日光 」はブランド初の温泉付き施設

「ザ・リッツ・カールトン日光 」 には、温泉が完備。しかも硫黄温泉…!内湯と露天、どちらも同じ源泉なんですが、濃度を少し変えているらしく、露天のほうが硫黄の香りが際立ち、お湯も青みがかった乳白色で、最高でした。

温泉へは、メイン棟から通路を通ってスパ棟へ。繋がっているのですが、わざわざこのような小道が作られているので、私もわざわざ小道を通ってテンションを上げて温泉へ。

温泉写真は、ぜひ公式HPで確認してくださいね。もしくは、私の「たびハピ」の記事でご覧くださいませ^^

温泉を楽しんでいる間に、ターンダウンをお願いしておきました。テラスのランタンに灯りがともり、ミネラルウォーターの補充やタオルの交換、ドライフルーツが用意されていました。

ちなみに、この旅の前日に新しいスマホが届き、そのスマホで撮影したのですが、慣れないので私の指が写っています(笑)
こういうのは寄稿しているサイトでは絶対使えませんが、NG写真が使えるのってこのような個人サイトならではですよね。おもしろいので使っちゃいました。。

夕暮れ時に少しお散歩しました。中禅寺湖側から見る外観です。手前に見えるのは「レークハウス」というレストラン。今回は利用する機会がなかったのですが、次回はぜひ利用してみたい。テイクアウトのデリがあるらしいんです。

朝食はぜひテラス席で

予約は素泊まりだったのですが、現地にて朝食を追加。少し肌寒さもある10月の朝、室内席にご案内くださったのですが、テラス席を希望。絶対絶対テラス席がおすすめ!!

「冷えますので」と言って、ストーブを付けてくださいました。多少寒くても、このテラスの朝食は気持ちいい!

朝食は、和食と洋食から選べます。特にどちらかは決めていなかったので、スタッフにおすすめを聞いたところ、和食が人気だとのこと。ということで和食チョイス。結果的に和食にして良かったなと。というのも、和食にも洋食にもパンが付いてくるんですよ。

上の和食のお膳に、パン3つって多すぎじゃありませんか?絶対食べられない…と思っていたのですが、これがめちゃくちゃ美味しくて…。

室内には、牛乳やシリアルやスイーツなんかが自由にいただけるコーナーがありました。ただし、テーブルに運んでくださった朝食セットだけでお腹いっぱいになって、私は利用する機会がなかったのが残念。

多彩なアクティビティ

「ザ・リッツ・カールトン日光」 では、さまざまなアクティビティが用意されています。星空観測やお散歩、サイクリング、ハイキングなどは無料で楽しめるアクティビティです。ぜひ出発前にチェック&予約してくださいね。私は宿泊自体がギリギリ予約で、星空観測が満席で体験できなかったので…(涙)

中禅寺僧侶による朝の座禅体験も無料アクティビティ。中庭にヨガマットと座布団を敷いて行います。やはり少し肌寒かったので、スタッフが持ってきてくれたジャケットをお借りしました。流石、気が利いていますよね。

日光東照宮や中禅寺湖の観光とあわせて

そういえば、今回の「ザ・リッツ・カールトン日光」では、石が印象的でした。栃木には大谷石という有名な石がありますもんね。

左:敷地入口、右上:エントランス、右下:スパの通路

この写真は館内にあった「見ざる聞かざる言わざる」のライオンちゃん。 日光東照宮の三猿にちなんだものですね。

「ザ・リッツ・カールトン日光」 に宿泊したら、ホテルだけで温泉やアクティビティまで満喫できて、あまり外に観光に出かけなくても満足しちゃいますが、せっかくなら近所の中禅寺や英国大使館別荘、また、日光駅を利用するタイミングで日光東照宮に立ち寄るのもおすすめ。

沖縄のリッツカールトンの記事はこちらをどうぞ