ザ・ポートマン・リッツカールトン上海 宿泊体験記

上海にある2つのザ・リッツカールトン。こちらは静安地区にあるザ・ポートマン・リッツカールトン上海です。まだ上海が今のような発展した姿になる前からこの地区にあり、上海の発展を見続けてきたと言っても過言ではない外資系ラグジュアリーホテル。以外とコスパが良く、手の届く価格設定ですので上海旅行を予定されている方は、一度チェックしてみたほうがいいでしょう。あなたもあのリッツ・カールトンに泊まれるチャンスです。

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取材協力:ザ・ポートマン・リッツカールトン上海

静安寺駅からザ・ポートマン・リッツカールトンへ

美しい並木道。ここは地下鉄静安寺駅からザ・ポートマン・リッツカールトン上海へと向かう道のりです。
実は筆者は25年ほど前に上海と日本を頻繁に行き来していたことがあり、上海には縁があります。当時はビザが必要でしたが今はビザなしでも訪れることができます。ものすごく変化したなぁとは思いますが、やはり公安に対してはまだどこか恐ろしいものを感じたりします。
とても近くなったけど、それは表向きだけだということもわかっていたりして。
こういう街並みを見ると「美しいな」と思うのですが、ちょっぴり寂しかったり。汚くて混沌としていた昔の上海も好きだったんですけどね。

ザ・ポートマン・リッツカールトン上海

今回はリムジンにてホテルの正面に到着し、荷物を預けてインルームチェックイン。とてもスムーズな流れ。建物自体は年を経ていますが、美しく改装されていて経年は感じません。ホテルはポートマンがデザインした上海商城の中に入っている形で、浦東にあるもう一つのリッツカールトンよりも少しカジュアル感がありますよ。お値段も控えめ設定ですが、リッツのホスピタリティはじゅうぶんに味わえます。

クラブプレミアスイートのお部屋

クラブプレミアスイート

インルームチェックインが済むと、ウェルカムスイーツが運ばれてきます。「写真撮ってもいい?」と聞くとはにかみながら動作ストップしてくれました(笑)。素朴で誠実な笑顔が素敵です。昔の中国人にはこういった、“お客様に対する笑顔”というのもが皆無に等しかったので感慨もひとしお。ただ、中国人は友達になってしまえばとても良くしてくれるんですよ。

クラブプレミアスイート

ウェルカムスイーツに続いてウェルカムフルーツ。ドラゴンフルーツとライチだかランプータンだかは、スペシャルなものだと言っていらっしゃいました。国外からの輸入品かもしれません。
こちらはソファーのあるリビングルームですが、調度品が紫檀だったりします…。すごい贅沢。

クラブプレミアスイート

リビングルーム、ベッドルームの他に、写真のように広いバスルームがありますが、これとは別にもう一つバスルーム(シャワーはなし)がありまして、荷物の多い女子二人で泊まってもとても便利に過ごせます。

クラブプレミアスイート

ターンダウンのあとにはこんなに可愛らしいタオルアートのプレゼント。リビングにはマンゴースイーツが用意されていました。

クラブラウンジへ

クラブラウンジ

リッツカールトンに泊まるなら、クラブレベルの滞在がおすすめ。逆にクラブレベルに泊まらないならリッツじゃなくていいんじゃない?と思うほど。
ポートマンのクラブラウンジはとても明るくてとても広い。なぜだかわからないけど、とっても居心地が良いんですよね。少しカジュアルだからかもしれません。

5回のフードプレゼンテーション
朝食        06:30~11:00
日中の軽食     11:30~14:00
アフタヌーンティー 14:30~16:30
オードブル     17:00~20:00
夜の軽食      20:00~22:00

クラブラウンジ

何度来ても楽しいのが、それぞれの場所によってソファーやテーブルのデザインがガラッと異なるということ。

クラブラウンジ

気分によって、「今回はここに席にしよう」なんて楽しみ方があるのが素敵。

クラブラウンジ

フードプレゼンテーションの中でも、アフタヌーンティーは外せないですよね。私は特に小食なので、クラブレベルに泊まると食費が全くかからないんですよね(笑)。逆に、お外で買い食いしてみたいのに、そのチャンスを逃すというのが唯一残念な点でしょうか。
お茶はコーヒー、紅茶の他に、中国茶ももちろんラインナップ。スイーツ、セイボリー、スコーンの3段スタンドでテンションUPです!

1階の The Ritz Bar&Lounge

The Ritz Bar&Lounge

クラブレベルではなくても、1階の The Ritz Bar&Loungeを上手く利用すればかなりラグジュアリーな滞在へとレベルアップすることができます。1930年代のオールド上海をイメージしたエキゾチックな空間がなんとも言えず素敵。

The Ritz Bar&Lounge

こちらもクラブラウンジと同様に席によって雰囲気が全く異なりますので、利用の都度違った場所に案内してもらうと更に一層楽しめます。

The Ritz Bar&Lounge

こちらは窓際に近い明るいテーブル。
クラブラウンジだけではなく、こちらでも アフタヌーンティーを楽しめます。3段スタンドだけではなく、パウンドケーキやチョコレートケーキ、フォアグラのトルション、ボンボンBOXと盛りだくさん。 モエ・エ・シャンドン とのペアリングもラグジュアリー感をUPしてくれますね。

The Ritz Bar&Lounge

夜はまた全く違った雰囲気に。 ザ・ポートマン・リッツカールトン20周年記念のオリジナルカクテル「Ye Shanghai(夜上海)」を是非! 写真はモクテルバージョン(ノンアルコール)。 カクテルもモクテルもオスマンサスが使われていて中国らしいドリンクですよ。

ラウンジ朝食、点心と麺類が充実!

クラブラウンジ

朝食もクラブラウンジで。口コミサイトなどで「朝食は団体客が多くて…」なんて内容を見かけますが、あれはクラブラウンジのことではありませんのでご安心を。クラブレベルのゲストはラウンジでゆったりと朝食を楽しめます。団体様やフードステーションに群がる人々なんて皆無です。

クラブラウンジ

こちらはお好みの麺と具材をチョイスしてオリジナルヌードルを作ってくれるコーナー。これ、相当美味しいです。お見逃しなく。
点心もかなりのお味。小籠包と海老餃子は皮がもっちもち。お外で小籠包の食べ歩きをしたかったのですが、不要になりました(笑)

帰りはベンツのリムジンで上海浦東国際空港まで

帰りはベンツのリムジンで空港まで。上海には空港が2つありますから注意してくださいね。私が行き来していた25年前は虹橋しかなかったのですが、今は浦東にもありますから(どちらかというとこちらがメイン)。ポーターもドライバーも再確認してくれるので安心なんですけどね。

低価格でお試しできるリッツカールトン

ザ・リッツカールトンといえば世界的なラグジュアリーホテル。「残念ながら私にはご縁がないわ~」と思っている方、ザ・ポートマン・リッツカールトン上海は他のリッツに比べてかなりリーズナブルに利用できますので、思い込みはもったいない。是非予約サイトでチェックしてみてくださいね。